どこよりも早く最新情報を発信!イマドキ女子の「知りたい」をすべて叶えます。

成田凌の“衝撃キス”も!佐藤健、山崎賢人…朝ドラ“キスシーン”の立役者たち

成田凌

“朝ドラ”こと連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)第12週「たったひとりの弟なんや」は、千代(杉咲花)が生き別れになった弟・ヨシヲ(倉悠貴)と感動の再会を果たした。彼は、舞台上で芝居のうえとはいえ千代に接吻した一平(成田凌)を、「ようも姉やんを傷物にしてくれたな」と殴りつける。朝ドラで描かれたキスシーンの数々をフリーライターでドラマ・映画などエンタメ作品に関する記事を多数執筆する木俣冬が解説する。(以下、一部ネタバレが含まれます)

千代、はじめての接吻

「おちょやん」第56回より
「おちょやん」第56回より(C)NHK

「おちょやん」第12週では千代と一平がキス。

一平の手掛ける芝居のクライマックス、一平がアドリブでいきなりキスをしてきて、千代は目を丸くする。舞台をおりてからも「はじめてのせっぷん」を消化しきれない千代の言動が初々しかった。

ネットでは、日本ではじめてキスシーンがあった映画が終戦の翌年、昭和21年(1946年)の公開であったことから、昭和4年(1929年)に、舞台とはいえキスシーンは考えられないのではないかなどと物議を醸していた。だからこそ、「破廉恥」と警察に取り締まられたのであろう。

「破廉恥」だからか、朝ドラでは、戦前戦後を舞台にした作品ではキスシーンをあまり見かけない。キスシーンが堂々と描かれる作品は現代を舞台にしたものが多い。昨今は、恋愛ドラマのようなドキドキのシチュエーションで盛り上げるエピソードも意識的に取り入れられているような印象すらある。

鮮烈だった「まれ」山崎賢人のキスシーン


鮮烈だったのは「まれ」(2015年度前期)。ヒロイン・まれ(土屋太鳳)と圭太(山崎賢人※「崎」の字は正しくは「立つさき」)がライブハウスで、幼馴染の高志(渡辺大知)が演奏する曲を聞きながら感極まってキスをする場面。

まれから溢れ出す圭太への熱情と、それを受ける圭太のお芝居がフレッシュでよかった。「まれ」終了後も、土屋太鳳と山崎賢人は何度も恋人役で共演することになるのだが、このときのふたりがあまりにも絵になったからだろう。

キスからお姫様抱っこの「あさが来た」玉木宏

玉木宏
玉木宏※ザテレビジョン撮影


「まれ」の後に放送された「あさが来た」(2015年度後期)は現代ものではなく、江戸時代末期からはじまったドラマだが、最高にドラマティックなキスシーンが描かれた。あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)に嫁いだものの、あさがまだ幼くて夫婦関係が築けずにいた。

何かとおしゃべりなあさの口を指でつまんで閉じさせていた新次郎が、あるとき、キスで口を塞ぐ。少女が大人になる過程を、コミュニケーションの形の変化で描いたところが秀逸。そのあとお姫様抱っこして寝室に入っていく流れも、その後を妄想させ、朝からドキドキものだった。

“アラフォー”のキス「半分、青い。」律(佐藤健)×鈴愛(永野芽郁)

佐藤健
佐藤健※ザテレビジョン撮影

ステキな男性にリードされる形でのキスは朝ドラに限ったことではなくテッパンである。その最たるものは「半分、青い。」(2018年度前期)の鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)。

新しい扇風機を発明するための作業で徹夜した律はソファで毛布をかぶって寝ている。朝、鈴愛がやってくると、律は「入る?」と鈴愛を毛布のなかに入れ、そこからのキス。

幼馴染の鈴愛と律がともに一度結婚して離婚も経験し“アラフォー”になってからという設定。一周回った大人の恋愛にいける佐藤健のリードは優雅。一方、永野芽郁は初々しい。こんな恋をもう一度……と大人の視聴者の妄想も高まった。

セリフにドキリ「スカーレット」松下洸平


「スカーレット」(2019年度後期)は喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)が互いににくからず思っていながら、どちらも奥手で、接近するきっかけがつかめないでいたあるとき、八郎が思いきって「キスはいつするんやろ」と問いかける。八郎のこのセリフと発した声のトーンにムードがあって、キスそのものよりも話題になった。

「エール」(2010年度前期)のキスはコメディタッチ。文通で恋を深めていた裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)だったが、突然、別れの手紙を書いてきた音を訪ねて裕一が愛知にまでやって来る。そこで勢い余ってキス。その様子を母・みつ(薬師丸ひろ子)が見てしまい焦るという流れ。また、音の妹の梅(森七菜)と五郎(岡部大)は頬にキスというかわいいものだった。

貪るような接吻!?の「あまちゃん」

「わろてんか」(2017年度後期)のてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)の場合はキス未遂。こういう初々しさもまたいいもので、要するにハートがざわつけば、実際にキスしてもしなくてもどっちでもいいのである。

「あまちゃん」(2013年度前期)は、「貪るような接吻」という過激なワードが登場。
アキ(能年玲奈/現:のん)が女優としてキスシーンを演じることになり、台本にそう書いてあって、ドキドキする。相手はいけすかない前髪クネ男(勝地涼)。ファーストキスを仕事で、しかもいけすかない相手に捧げることになるピンチにアキは動揺しまくり…という展開だったが最終的にはカメラの角度でごまかすことになり、こちらもキス未遂。
結局、はじめてのキスは種市(福士蒼汰)と。でもそれは画としてははっきり見せなかった。

「おちょやん」千代と一平のお芝居じゃないハグ

「おちょやん」第59回より
「おちょやん」第59回より(C)NHK


以上、近年の名キスシーンを振り返ってみたが、画期的だったのは、「スカーレット」。少女時代の喜美子(川島夕空)と照子(横溝菜帆)のキス。恋愛ではなく、幼い少女たちが不器用な感情を持て余したすえの行為という、なんとも叙情性のあるものだった。

女性同士のキスは朝ドラではこれが初ではないかと思われる。いずれにしてもキスシーンはドラマを飾る小さな花束のようなもの。

おちょやん」は、劇中劇のうえでのキスであったが、週のおわり、60回で、去りゆく弟を見送って泣く千代を「俺がおる」と優しく一平が抱きしめ、ふたりの心の結びつきが強まった。今後のふたりが気になる。

https://thetv.jp/news/detail/1022283/

ザテレビジョン
オープニングキャスト募集
GIRLS BOX編集部
GIRLS BOX編集部
イマドキ女子に向けたお役立ち情報やちょっと変なニュース、普通のニュースサイトではお目にかかれないようなアレ情報までを網羅したキュレーションおもちゃ箱、それがガールズボックスです!