ホラー映画は怖いですが、何となく叫びたい日に観たくなりますよね。
とくに海外ホラーは悪魔系が多く、日本のホラーよりグロテスクな描写や、人間性を重視している傾向にあります。
今回は誰もが恐怖する海外ホラー映画の傑作10選を紹介していきます。思わず後ろを振り向いたり、夜は眠れなくなってしまうかも……?
目次
本当に怖い海外ホラー①|悪魔の棲む家
1974年のニューヨークで実際に起きた怪事件を、S・ローゼンバーグ監督が映像化しました。
ある新婚夫婦は、郊外のアミティヴィルにお屋敷を購入します。しかし、その家は1年前にある残虐な殺戮事件が起きていたのでした。
呪われた屋敷で生活する夫婦に、数々の怪奇現象が襲い掛かります。ドキュメンタリータッチで描かれる映像に、見る人は精神のギリギリまで追い込まれていくことでしょう。
本当に怖い海外ホラー②|パラサイト
田舎町の学校を侵略した謎の生命体と、6人のティーンエイジャーとの戦いを描いたSFホラー作品。
優等生だが内気な性格のケイシー。ある日、グラウンドでとある不思議な物体を見つけました。しかし、その物体はフットボールのコーチや校長など、周りの大人たちに寄生するエイリアンだったのです。
1999年に公開されてから、10年以上経った現在でも多くの映画好きに人気。イライジャ・ウッドやジョシュー・ハートネットなど、大物が売れる前に出ている作品となっています。
本当に怖い海外ホラー③|インシディアス
ホラー映画「ソウ」の監督であるジェームズ・ワン&リー・ワネルと、「パラノーマル・アクティビティ」の監督オーレン・ペリがタッグを組み、全米・全英で大ヒットを記録した作品です。
ルネと夫のジョシュは、3人の子どもと新居に引っ越してきました。しかし、引越し先では不審な音が聞こえたり、家具の配置が勝手に変化するなど奇妙な現象が耐えないのでした。
おかしいと思ったジョシュたちはすぐに引っ越しますが、見えない”なにか”はすでにそこまで……。
本当に怖い海外ホラー④|ヘレディタリー/継承
数々の映画批評家から、「現代ホラーの頂点」と最高の評価を受けた名作ホラー映画。グラハム家の祖母エレンが亡くなり、残された遺品が入った箱には「私を憎まないで」という不思議なメモが挟んでありました。
その後すぐに最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。想像を絶する恐怖に、誰もが叫んでしまう作品でしょう。
本当に怖い海外ホラー⑤|テリファイド
ハリウッドでリメイク化が決定したホラー映画。
ブエノスアイレスのとある住宅では、下水溝から湧き上がる不気味な声や、歩く子どもの死体など、多くの怪奇現象が起きていました。警察官のマザは怪奇現象の謎を解明するため住宅に乗り込みますが、殺意に満ちた悪霊に襲われてしまいます。
海外ホラーでは珍しい、日本ホラーの要素が盛り込まれています。いつもとは違う新感覚のホラーが楽しめる作品です。
本当に怖い海外ホラー⑥|クワイエット・プレイス
それは、絶対に音を立ててはいけない。
少しでも音を出すと見えない何かに殺される荒廃した世界。その世界に住む一家は、手話で会話をし、裸足で歩き、静寂と共に暮らしていました。しかし、妻は出産を目前に控えていたのです。
「クワイエット・プレイス」は、2018年全米公開映画の中でシリーズ・続編を除くオリジナル作品としてNo.1ヒットとなったホラー作品です。
本当に怖い海外ホラー⑦|ドント・ブリーズ
少年ロッキーは、生活能力が全くない両親から幼い妹を連れて逃げるため、逃走資金を稼ごうとしていました。そんなとき恋人のマニーから、地下室に大金を隠し持っている盲目の老人の話を聞かされます。
友人のアレックスと3人で強盗に入る計画を企てたのですが、そこにいたのはどんな音も聞き逃さない超人的な聴覚を持つ老人でした。
気持ち悪さと怖さで鳥肌が終始絶えない映画です。
本当に怖い海外ホラー⑧|エクソシスト
1974年に公開された、悪魔と悪魔祓いとの壮絶な死闘を描いたホラー映画。ホラー映画の名作として未だに色褪せない不朽の名作です。
悪霊に取り憑かれた少女リーガンを救うため、母親は2人の神父メリンとカラスに悪魔祓いを依頼しますが……。
「エクソシスト」は、オリジナル版とディレクターズカット版があります。ドラマ性の強さはオリジナル版、ホラー演出の強さではディレクターズカット版です。自分の好みで好きな方を見ておきましょう。
本当に怖い海外ホラー⑨|シックスセンス
ゴールデングローブ賞2部門にノミネートされ、日本でも興収80億円の大ヒットを記録したホラーの名作。小児精神科医のマルコムの仕事は、子供たちの心の病を治すこと。
彼は、以前担当していたヴィンセントという少年を助けられなかったことに深く傷ついていました。その後新しい患者として8歳の少年コールが現われましたが、彼の症状は自殺したヴィンセントと酷似していたのです。
ホラー映画にはあまりない、ハートフルなヒューマンドラマが展開されます。ラストの衝撃で、見る人は「ホラー映画だったの?」という気持ちになる作品です。
本当に怖い海外ホラー⑩|ライト/オフ
ある日レベッカは、離れて暮らしていた幼い弟から「電気を消すと、何かが来て眠れない」という連絡が来たため、久しぶりに実家に帰ることに。
2人はたくさんのライトを用意して夜を迎えることにしましたが、何故か次々に明かりが消え、暗闇から得体の知れない何かが迫ってきたのです。
「ライト・オフ」は、動画サイトにアップされた恐怖映像を元に、ジェームズ・ワン監督が長編映画として製作した作品となっています。
まとめ
ミステリー系や悪魔、切ない映画など、海外ホラーの様々な観点から作品を紹介しました。
ホラー映画は何度見ても飽きませが、たまには見方も変えてみませんか?1巡目はホラーを味わう、2巡目では自分が恐怖に晒されたらどうするか。このように、違う目線で観るとよりスリルが味わえますよ。
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