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【メイク論】世間の「モテ」基準に翻弄されない! 自己肯定感を高めるメイクとの向き合い方って?

あなたは、自分の顔が好きですか? コンプレックスがあるから好きじゃない、という方もいるかもしれません。でも、一人ひとりの魅力を“ディファイン(明確化)”するメイクに定評があるメイクアップアーティストの水野未和子さんは、「欠点もコンプレックスも、私から見たら唯一無二のその人の魅力!」と言い切ります。そこで今回は、著書『ディファインメイクで自分の顔を好きになる “私だけの魅力”が絶対見つかる自己肯定メソッド』の中から、水野未和子流・自己肯定感を高めるメイクとの向き合い方を、特別に一部抜粋してご紹介します!
(トップ画像は書籍より。水野さんのメイクをまとった井川遥さんです)

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(プロフィール)

水野未和子(みずのみわこ):メイクアップアーティスト。オレゴンに留学後、イギリスに渡り、London College of Fashionでメイクアップを学ぶ。卒業後、フリーランスのメイクアップアーティストとしてロンドンでキャリアをスタートし、帰国後は多くの雑誌や、KOSE、POLAなどの広告、CMなどを手がける。人によって違う、その人だけの魅力をディファイン(明確に)するメイクに定評があり、数々の女優やモデルが厚い信頼を寄せる。
【Instagram】mizuno.miwako

魅力とは人間力。いい大人に「美人」って、軽すぎない?

職業柄、私は、日々「美人」にメイクをします。女優さん、タレントさん、モデルさん……。各界で活躍する大人の女性たちが多いので、雑誌や広告、テレビなどを通し、どこかでその「顔」は皆さんの目に触れていることと思います。

彼女たちを見た人から、それは撮影に携わったスタッフも含めてなんですが、決まって「美人」「きれい」という褒め言葉が聞こえてきます。メイクをしている私にとっても、それは褒め言葉だから、もちろん、嬉しい! ただ、そのたび、じつは私、心の中でこうも思っているんです。

「いい『大人』を相手にして、褒め言葉が『美人』とか『きれい』って、軽すぎない?」

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今の彼女たちに私たちが心惹かれる理由は、単に美人だからじゃない、きれいだからじゃない、つまり「外壁」の美しさだけじゃないと思うんです。彼女たちは自分の足で一歩一歩進む力強い「生き方」で、日々、「Push the limits」してる。自分の限界を押し広げながら、その人にしかない「魅力」を高め、広げ、創り続けているんです。

自分を知り、認め、愛して、経験や年齢を魅力という力に変えている。自己肯定しているから、魅力が生まれるんです。

日々、美人に触れている私だから、断言したいと思います。

美人=魅力じゃない。きれい=魅力じゃない。魅力とは、ひとりひとりの内側に存在しているもの。ある意味、年齢も性別も国籍もすべてを超えた、ひとりひとりに宿る「人間力」です。

そんな唯一無二の魅力を明確に際立たせて、育み、輝かせていくのがメイクの役割。誰でもどんな顔でも、その役割を果たすメイクを、私はしたい。そう思っているんです。

世間の「モテ」の基準、今こそ軽やかに手放そう

私は、高校を卒業した後、アメリカにおよそ4年、ロンドンにおよそ6年。合計10年の海外暮らしを経て、メイクアップアーティストとして日本に戻ってきました。だからこそ余計に、日本に戻ってから、向こうの美意識や価値観との「差」に驚かされることが多くありました。

中でも、今なお感じる、いや、より色濃くなっているように感じるのは、「美の刷り込み」。美の定義、美の基準、美の理想……、すべてがひとつの方向に向いていることがどうしても理解できないんです。

わかりやすいのは、「モテ」でしょうか。

ティーンエイジャー向けの雑誌ならいざ知らず、日本では大人向けの雑誌でも、もっと言えば、結婚したり、子供がいたりする主婦向けの雑誌でも、モテという言葉を使うでしょう? 私には、年齢もライフスタイルも超えて、まるでモテが女性の美しさの最上級と煽っているようにしか見えないんです。

だから、「モテるメイクを教えて」と言われても、私には「ん???」。潤んだ瞳? ピンクの唇? 不特定多数の男性たちに訴えかけるメイクなんて、まやかし。そんなメイクは、存在しないと思います。はっきり言います。潤んだ瞳で、ピンクの唇で、いわゆる「男受けメイク」で騙せるような男性なんて、大したことない! そんな男性を追いかけて、どうするの?

素敵な男性が一緒にいたいと思う女性になりたいなら、つまりは本当の意味でモテる女性になりたいなら、鍛えるべきは人間力だと思うの。意志や奥行き、そして余裕……。ある意味、女性という性別を超えた先にある、真の強さや真の優しさがないと、無理だと思うんです。

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男性にモテる(と思われている)女性の真似をすれば、私もモテる。この人が勧めているなら、安心、間違いない。よし、買っちゃおう! ほら、自分の目でジャッジしていないあなたは、もしかしたら、化粧品や服を売るための、いい「カモ」になっているだけかもしれませんよ。

「誰かの真似」は、あなたの魅力を半減させる

そもそも私たち日本人の多くは、肌、瞳、髪、すべての色が似通っていますよね。民族的に「差異」が少ないからこそ、あの人のようになりたい、この人のようになりたいと誰かの真似をしやすい。メイクやヘアスタイルを同じようにするだけで、同じように見える……、それもこのカルチャーを創った大きな要因なのかもしれません。

すべてを年齢軸で捉えて、少しでも若く見せたいと、女性たちががむしゃらになるというカルチャーも、もしかしたら、「差異」が少ないからこそ「微差」にこだわるという民族性から生まれているのかもしれませんね。

人のことばかり見ていないで、自分を見よう。年齢も含め、ありのままの自分を受け入れよう。自分をもっと、大切にしよう。まずは、そこからスタートしなくちゃ!

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人との違いも、気になる欠点も、年齢を重ねることも、「あなたのままでいいんだよ!」とフルパワーで肯定してくれる水野さん。私たち一人ひとりが、自分のことをもっともっと好きになって、「自分の顔、結構好きだよ」、そう言えるように日々手助けをしてくれるのが、水野さんが考えるメイクの力なのです。

『ディファインメイクで自分の顔を好きになる “私だけの魅力”が絶対見つかる自己肯定メソッド』

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著 水野未和子 定価 1400円(税別) 10月30日発売 Kindle版も配信中!/講談社数々のファッション誌や広告で女優やモデルのメイクを手がけているメイクアップアーティスト、水野未和子さん。水野さんのメイクの特徴は、人によって違う、その人だけの魅力をディファイン(明確に)すること。何かを隠すのではなく、誰かのようになるのではなく、「自分になる」メイクです。この本では、あらゆる年代、あらゆる属性の誰もが自分の魅力を底上げできる「ディファインメイク」の考え方と、そのメソッドを詳しく紹介します。

『ディファインメイクで自分の顔を好きになる』文/松本千登世
メイクアップ/水野未和子
モデル/井川遥
撮影/岡本充男
ヘア/Kazuki Fujiwara(Perle Management)
スタイリスト/斉藤くみ
著者ポートレート撮影/目黒智子
構成/金澤英恵

https://withonline.jp/beauty/beauty-news/1ZvGH

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GIRLS BOX編集部
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