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「とにかく愛されたい…」30代で急にメンヘラに戻ってしまった理由

【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】

恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

自己肯定感。それは読んで字のごとく「自分を肯定する力」です。肯定するためには、出来たことを褒めるプラスの行動もですが、そもそも自分という存在がいて良いと認めること、存在を尊重することも自己肯定感です。

よくSNSで「自分の顔がイヤすぎて、自己肯定感が低い」とか「自分が嫌いすぎて、自己肯定感がない」といった呟きを見かけます。

前者は顔という自分の一部を認められない状態(自信がない)。後者は、自分の存在自体を尊重できていない(自己を肯定していない)。この状態は、似ているようで本質的には別なのかもしれません。

 そう考えると、私たちは「自己肯定感が大事」という認識はしていても、自己肯定感が一体何なのかをあまり深く知りません。かくいう筆者も、自己肯定感の低さに長年悩まされてきました。その中で様々な取り組みをして、仕事や恋愛で成功体験を積み重ねたことで、30代になってようやく高まってきたなーという実感を覚えます。

しかしある時、「これはおかしい」という出来事が起きたのです。

◆「とにかく愛されたい!」10代の自分がフラッシュバック

それは、ある男性とのやり取りで起きました。その人といると、明らかにいつもの自分じゃない感覚であることに気づいたのです。

どういう自分かというと、まさに自己肯定感が底辺だった10代の自分のよう。この頃は、ただ人から愛されたくて、でも傷つくのが怖くて、その結果オラオラ系や支配的、体ばかりを求める男性の言いなりとなり、傷つくような恋愛を繰り返していました。いわゆるダメ女です。

パターンはいつも一緒。会っている時は楽しめても、1人になると好かれているのか不安になり、尊重されている気もしないので、常に「私は好かれている?大事にされている?」とメンヘラモードになっていました。

そんな相手とはさっさと別れろと思うでしょう。しかし、当時の自分には常に「とにかく愛されたい! でも、このままでは愛されないかもしれない」という大きな不安と疑問が渦巻いているので、少しでも自分の存在や行動を喜び、そして肯定してくれる男性が大切だったのです。たとえそれが、ダメ男だとしても。

歪んだ承認欲求を満たしていた10代の気持ち悪い感覚。それが先日、急に特定の男性を前にして湧き上がってきたのです。

◆ダメな自分に戻ってしまう理由

その人といる時だけ、なぜか「もっと言うことをきかなきゃ」という焦りにも似た気持ちが出てきます。

でも、一緒にいない時は比較的安定しているのです。仕事や日常生活、全てにおいて、10代の頃に戻ったわけじゃない。でも、その人を前にすると、やっぱり良くない方向に引っ張られてしまう。これは一体どうしてなんだろう。

息切れしそうになりながら自分を客観視すると、原因にはいくつもの要素があるものの、1つは「自己肯定感」というものの本質を、大きく見誤っているのではないかと思えてきます。

例えば自己肯定感は「1回高まれば下がることはない」というイメージがありました。しかし本当は、「シーンや自分の状態によって揺れるもの」かもしれません。以前お金に関する取材をした時、自分の消費行動を振り返ると「なんか私、これじゃマズいのでは?」といった焦燥感が高まったとき、本やコスメを買い漁る傾向が私にはありました。これも自己肯定感が低くなっているから起きることです。

自己肯定感。大事なものだと知っていたけど、もう少しきちんとその性質を知り、そしてもっと自分の生き方に沿った付き合い方がしたい。心底思いますが、みなさんは自己肯定感、高いですか低いですか? というより、どんなものであるか、説明できますか?

<文・イラスト/おおしまりえ>

https://news.livedoor.com/article/detail/18450312/

Peachy
GIRLS BOX編集部
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