クリスマスが近づくと、忘れてはならないのが家の飾り付けです。なかでもクリスマスリースは、家の雰囲気を左右する重要な飾り付けですよね。
クリスマスリースを自分好みにアレンジして作れたらとても楽しいことでしょう。リースは既製品を買う人が多いですが、実はホームセンターや100円ショップで買った安い素材で簡単に作れます。
そこで今回は、不器用さんでも簡単にできるクリスマスリースの作り方を紹介していきますね。
クリスマスリースの意味

クリスマスリースはアメリカ発祥のものですがその形や素材には、
「永遠の愛や幸せ」
「豊作祈願」
「魔除け」
といった3つの意味が込められています。
リースの丸い形は、始まりや終わりのない「永遠」を表していて、飾りとして使われる松ぼっくりや麦の穂は「収穫」の象徴。
また、殺菌効果や抗菌効果のある常緑樹の葉には「魔除け」の意味があるのです。
このように昔の人々の願いが込められたクリスマスリースは、日本のしめ縄と同じように新しい年の幸せを祈るためのものだと伝えられています。
材料
クリスマスリースは複雑な構造に見えますが、実は少ない材料で簡単に仕上げられます。
用意するのは、以下の5つです。
- リースの土台
- 土台に刺す葉
- 飾り
- ワイヤー
- グルーガン
リースの土台は、市販のものから好みの形や大きさの土台を選びましょう。
土台に刺す葉は、「コニファー」と呼ばれる常緑樹の葉を選ぶのがおすすめです。「コニファー」には、もみの木やユーカリ、ブルーアイスなどの葉が含まれます。
リースに適さない葉を使うと枯れてしまう可能性もあるので注意しなければいけません。常緑樹を探す手間を省きたいときは、専用のキットを購入するという手もあります。
飾りは、松ぼっくりや木の実、リボンや造花など、自分の好みや家の雰囲気に合うものをチョイスしましょう。
ワイヤーやグルーガンは、ホームセンターや100円ショップで調達できます。
作り方
①クリスマスリースを部屋の壁にかける予定であれば、飾るときのための紐をリース台に結んでおきましょう。
②常緑樹の葉は、15cm程度を目安に、リースの大きさに合わせてカットします。
③常緑樹を何本か束にしてリースに沿わせ、ワイヤーで2、3周巻いて結びましょう。ワイヤーを結ぶ時は、しっかり固定できるようきつく引っ張ります。
この時に、留めた常緑樹の根元の方向にむかって、少しずつずらしながら次の葉を付けていくのがポイントです。リースの内側と外側のボリュームが同じになるように気をつけましょう。
④ワイヤーは裏側に結び目を作り、ワイヤーの端を中に入れ込むなどして見えないようにするのがおすすめです。
⑤常緑樹を付け終えたら、グルーガンで飾りを付けます。全体のバランスを見ながら、好みのデザインに仕上げましょう。
綺麗に仕上げるポイント
綺麗なリースに仕上げるには、常に全体像を見ながら作業することが大切です。
リースの丸いラインが綺麗に出るように、常緑樹の葉の長さをうまく揃えましょう。根元から2、3cmほどの部分をワイヤーで留めるのがおすすめです。
また、ワイヤーをうまく隠せなかったときにも不自然にならないように、なるべく葉の色と近い色のワイヤーを選ぶと良いでしょう。
もし本物の常緑樹にこだわらないのであれば、人工の葉がすでに付いているタイプのリース台を使って、デコレーションのみを楽しむ方法もあります。
自分のこだわりに合わせて作り方を選びましょう。
まとめ
この記事では、意外と簡単にできるクリスマスリースの作り方をご紹介しました。
お店で既製品を買うのも良いですが、自分で作ったクリスマスリースは愛着が湧くので、家の飾り付けがより楽しくなりますよね。
材料費もあまりかからず、簡単に手に入るものばかりなので、ハンドメイド初心者でも気軽に挑戦できます。
今年のクリスマスは、どこにも売っていないオリジナルのリースで、家のデコレーションを楽しみましょう。
おしゃれなクリスマスリースまとめ♡
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