「リボ払いはやばい」という話を聞いたことがあっても、なぜやばいと言われているのかわからない人もいるのではないでしょうか?
月々のクレジットカードの支払いが一定になるリボ払いは便利に思えますが、安易に使ってしまうと思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあるため注意が必要です。実際に、リボ払いの仕組みを知らずに契約し、月々数十万の返済しなければいけなくなった女性もいます。
この記事では、リボ払いの仕組みや分割払いとの違い、リボ払いがやばいと言われる理由についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
リボ払いとは?

リボ払い(リボルビング払い)とはクレジットカードの支払方法の1つで、月々の利用金額に関係なく毎月決まった金額を支払うのが特徴です。
たとえば1ヵ月に5万円の買い物をした場合、一括払いなら請求月に5万円支払うことになりますが、リボ払いの場合はあらかじめ設定しておいた一定の金額を毎月支払うことになります。
リボ払いと分割払いの違いとは?

「リボ払いと分割払いってどう違うの?」と思っている人もいるのではないでしょうか?
2つの違いについて見ていきましょう。
支払方法 | リボ払い | 分割払い |
毎月の支払額 | 一定(あらかじめ設定した額) | 利用金額によって変動 |
支払回数 | 利用金額によって変動 | 買い物をする時に決める |
手数料 | 支払残高に応じた金額 | 分割回数に応じた金額(2回払いまでは原則無料) |
分割払いの場合は買い物をする時に支払回数を決めるため、完済までの見通しが立ちやすいのが特徴です。高いものを買った場合は、そのぶん1回に支払う金額は大きくなります。
一方、リボ払いの場合は高いものを買った場合でも、月々の支払額はあらかじめ決めた一定額です。ただ、追加で利用すればするほど支払い残高は増え、そのぶん支払期間が延びるため完済までの見通しが立ちづらいという特徴があります。
リボ払いがやばいと言われる理由
リボ払いがやばいと言われる理由は、主に次の3つです。
- 手数料が高いから
- 無自覚に使いすぎてしまう場合があるから
- 知らぬ間に危険な状況に陥っている場合があるから
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由1:手数料が高いから
リボ払いは、支払い残高に応じて手数料がかかります。一般的なリボ払いの手数料は、実質年率15.0%前後です。たとえば、支払い残高30万円が1年間あったとするならば、年間で4万5,000円もの手数料がかかってしまうことになります。
そのため、安易にリボ払いを使ってしまうと、
「いつまで経っても支払いが終わらない」
「こんなに手数料がかかると思わなかった」
ということになりかねません。
理由2:無自覚に使いすぎてしまう場合があるから
リボ払いの場合、高いものを買ったとしても月々の支払金額は変わりません。そのため、お金を使っているという自覚が薄れ、ついつい使いすぎてしまうことがあります。たとえば、月々5,000円の支払いしかしていないのに、毎月1万円使っていたらどうなるでしょうか。
支払い残高が雪だるま式に増えていってしまいますよね。
手数料は支払い残高に応じてかかるため、支払い残高が増えれば増えるほど手数料も高くつくため、非常に危険です。
理由3:知らぬ間に危険な状況に陥っている場合があるから
「知らない間にリボ払いになっていて、支払い残高がとんでもない金額になっていた」という危険なケースもあるので注意が必要です。
なぜこのようなことが起きるのかというと、たとえば、カードを作るときに初期設定がリボ払いになっていることを見落としていたり、うっかり「自動リボ」にチェックをつけて申し込んでしまっていたりするケースが挙げられます。
もしリボ払いを使う予定がないのであれば、間違えてリボ払いの設定にしてしまわないよう細心の注意を払いましょう。
まとめ
今回はリボ払いの仕組みや分割払いとの違い、リボ払いがやばいと言われる理由についてご紹介しました。
リボ払いで痛い思いをしないためには、リボ払いの正しい知識を身につけておくことや、クレジットカードの利用明細をしっかりチェックしておくことが大切です。
無計画にリボ払いを使っていた人は、ぜひこれを機に計画的な使い方を心掛けてみてください。
こちらの記事もチェック♡
コメントを書く